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がん細胞悪性化のメカニズム
たびたび、乳がんの話題をお届けしていますが
最近発表されたがん細胞悪性化のメカニズムに関する発見のニュースです。
こうしてだんだんとガンの治療技術が進歩して
悪性化したガンでも撲滅できる日が来ることを
切に願います。
もし私の娘が若くしてガンと診断されたら・・・
そう思うだけで旨が苦しくなります。
ミトコンドリア異常でがん悪性化 筑波大チームなど解明
がん細胞にあるミトコンドリアの遺伝子に異常が起こると、がん細胞が悪性化し、転移しやすくなることが、筑波大、島根大、千葉県がんセンターのチームの研究でわかった。治療法開発につながると期待されている。3日付の米科学誌サイエンス電子版に掲載される。
林純一・筑波大教授(細胞生物学)によると、細胞のエネルギーになるATP(アデノシン三リン酸)をつくるミトコンドリアの酵素に遺伝子変異があると、活性酸素が過剰にできる。マウスの肺がん細胞を使った実験で、活性酸素によって、細胞増殖を調節する物質が異常に増えることを突き止めた。
酵素に変異があるがん細胞をマウスに注射すると肺に転移したが、マウスに活性酵素を抑える薬を飲ませると、転移は減った。人の乳がん細胞でも、同じ酵素に異常があると活性酸素が過剰に生み出され、悪性化することを確かめた。
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