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過活動膀胱での切迫性尿失禁の新治療
尿失禁で結構多いのが、急に尿意を感じてトイレまで我慢できないという症状です。
これは膀胱の容量が小さい場合もありますが、どちらかといえば膀胱収縮の機能に問題がある場合が多いようです。
原因になる病気もあります。
【切迫性尿失禁が起こりやすい病気】
脳梗塞・脳出血・パーキンソン病
脊髄損傷・脊髄梗塞
前立腺肥大症
ですが、特にこういった大きな原因がなくてもこの症状で困っている人は多いと思います。
この症状には抗コリン薬が効果がありますので、しっかりと内科などで診察を受けて治療投薬をされている人も多いと思います。
でも、副作用で抗コリン薬を継続できない人や効果があまりない人に新しい治療法ができたようです。
ボトックス膀胱壁内注入療法の臨床研究
ボトックスといえば知る人ぞ知る、ボツリヌス毒素。
顔面注射でしわを改善する美容整形の手法ですね。
原理は一緒で筋肉を落とすことで顔の表情を局部的になくししわがなくなるっていうのと、膀胱の筋肉を委縮させて尿の漏れをなくそうということですね。
さて、これが実施できる医療機関は厚生労働省からの研究助成金を受けた特定の医療機関となるようです。
詳しくはこちらに掲載されています。
国立長寿医療センター
それにしても、ボトックスってさまざまな用途があるもんですね~
眼瞼痙攣、片側顔面痙攣、痙性斜頚の治療薬として国内の病院で使われているんですね!
過活動膀胱に関しては臨床研究中ですけど、美容整形に関してはもう多くの事例がある手法だと思います。
効果があがり、正式にボトックス治療が認められるといいですね。
ラベル:
切迫性尿失禁、過活動膀胱、ボトックス
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