前回お伝えした頻尿に関する基本的な情報はいかがでしたか?
皆さん独自に調べられていらっしゃるでしょうね。
頻尿は病気が原因の場合があり
それについては対策を行える
ということです。
受診
頻尿で困っている場合はまずかかりつけの医師に相談してください。
その他、専門の泌尿器科に行くか女性なら婦人科でも受診が可能です。
その場合は「尿失禁外来」を選ぶと専門の医師がいます。
診察に際して、1日の排尿回数や尿もれの有無などを事前に2日間ほど記録しておくことをお勧めします。
医師に頻尿や尿もれの症状を正確に伝えることができ診察・治療に役立ちます。
検査
検査の内容は
・検尿・・・細菌感染やその他の病気の有無
・超音波検査・・・膀胱・腎臓・前立腺などの造影
・尿流動体測定・・・排尿障害の有無
・パッドテスト・・・尿漏れの量を確認
といった内容となります。
特に大変な検査はありませんので
リラックスして受けましょう。
治療
過活動膀胱と診断された場合、膀胱の過度の収縮を抑える薬を服用することで治療します。
尿意に関連する副交感神経を刺激する物質「アセチルコリン」の分泌を抑えることで
膀胱の収縮と尿意をコントロールします。
また行動訓練による排尿間隔の拡大も可能です。
日々の排尿を記録し、少しずつ膀胱を拡大する訓練を行います。
周りの人の理解
どちらにしても医師の診断と指導が必要です。
ただ、本人はなかなか周りの人に悩みを打ち明けられずにいるかもしれません。
そんなときはさりげなく
「こんなことがあるらしいよ」と教えてあげるのも良いでしょう。
ひとりで抱え込まずに周りからの暖かい支援が治療につながります。
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